- ピラティスに通っているうちにインストラクターについての興味がわいてきた
- 資格がないとだめなのかな?
- 好きなことを仕事にしたいという気持ちがある
「ピラティスが好き」「習慣の1つとしてピラティスは欠かせない」という方の中には、ピラティスインストラクターになる方法について興味のある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、資格がないとだめなのでは?自分に向いている職種なのかどうかが分からないといった悩みから、インストラクターへの道を諦めてしまってはいませんか。
ピラティスインストラクターにはいくつかの働き方があり、未経験や資格がなくても仕事に携わることが可能です。
本記事では、ピラティスインストラクターの仕事内容や働き方、向いている人の特徴をご紹介します。
ピラティスに関わる仕事への興味や憧れのある方にとって参考になれば幸いです。
ピラティスインストラクターの働き方
実は、インストラクターになるために資格は必須ではないということをご存じでしょうか。
もちろん資格を持っていれば即戦力になれますし、就職の際に有利であることに間違いはありません。
ピラティスの仕事に関わるのであれば、いずれは資格取得を目指すと良いでしょう。
そしてピラティスインストラクターの大きな魅力は、柔軟な働き方やキャリアアップが目指せる点、年齢を重ねても活躍できる点です。
次項でさまざまな働き方の特徴についてご紹介します。
アルバイト
ピラティスやフィットネスのスタジオでアルバイトとして働き、知識や経験を重ねる働き方です。
未経験の方や、資格取得を目指して勉強中の方が多く働いており、アルバイトとしての経験経て社員登用されることもあります。
知識や経験の浅い方や資格取得を目指している方は、アルバイトからスタートする方法もおすすめです。
スタジオの正社員
スタジオの正社員としての働き方は、安定性を重視している方に適しています。
安定した収入や福利厚生が受けられるため最も安定した環境が整っており、努力次第でキャリアアップのチャンスも広がるという点もメリットの1つです。
独立を目標にまずは正社員として働き、経験を積む方法を選ぶ方も多いです。
フリーランス(委託事業)
フィットネスやピラティスのスタジオと業務委託契約を結び、1クラスごとレッスンを受け持つ働き方です。
フリーランスとして働く場合の最大のメリットは、働き方やレッスン内容などの自由度が高いことでしょう。
一方で、未経験や資格のない方にとっては少しハードルが高く、クラスの人数やレッスン数により収入が不安定になる可能性があります。
ピラティスインストラクターの仕事内容
インストラクターの仕事内容は、レッスンプログラムの作成や指導などさまざまです。
主な仕事内容を4種類ご紹介します。
エクササイズの指導
クライアント1人1人の体の動きや癖、姿勢をしっかりと観察し、改善に向けた適切なムーブメントを指導します。
解剖学や生理学の知識を活用しながら呼吸法と合わせて指導することで、姿勢改善や柔軟性の向上をサポートが可能です。
レッスンを組み立てる
ピラティススタジオに通っている理由は1人1人異なります。
それぞれのクライアントの悩みや要望、体の状態に合わせたエクササイズを取り入れてレッスンを構成する必要があるのです。
また、専門器具や小道具を使用したエクササイズ方法もあるため、ケガのないように観察しながら正しい使い方を指導するスキルが求められます。
新しい知識やスキルを身につける学習
さまざまな悩みを持つクライアントに対応できるようになるためにも、常に新しい情報や指導方法を学ぶことが重要です。
セミナーやワークショップに積極的に参加し、スキルアップを目指す姿勢を大切にしましょう。
クライアントとのコミュニケーション
技術指導のほかに、クライアントやチームとの円滑なコミュニケーションも仕事の1つ。
クライアント1人1人の悩みや要望をしっかりと理解するための傾聴力、さまざまな考え方や価値観を受け入れる姿勢が大切です。
また、単に体の悩みを改善するだけでなく、体を整える動きを通して心のリラックスやポジティブ思考へと導くことも大事な仕事になります。
ピラティスインストラクターに向いている人の特徴5選
ここからは、ピラティスインストラクターに向いている人の特徴をご紹介します。
ボディメイク・フィットネスに興味がある
ボディメイクとは定期的なトレーニングや運動により、健康的で美しく引き締まった体を作り上げることです。
ただ体重の数値を減らすだけでなく、見た目の変化を重視して取り組める方はインストラクターに向いています。
定期的な運動習慣があることで体型のキープがしやすくなり、生徒の見本や目標となれるでしょう。
運動・体を動かすことが好き
筋トレやスポーツなど体を動かすことが好きな方にもおすすめの職業です。
ピラティスは体幹や筋肉の強化、体の可動域を広げるなどのアプローチも可能なため、ピラティス以外のスポーツや運動をしている方にも高い人気があります。
運動や筋肉を使うことを「つらい」ではなく「楽しい」と思える方にぴったりの職業です。
新しい知識や技術を学び続ける意欲がある
インストラクターは、ピラティスに関する最新の情報や手法を学び続けることも仕事の1つです。
さらに、美容やダイエットなどさまざまな方面にアンテナを張り情報収集することも重要になります。
そのため、学び続ける意欲があり、それが苦にならない方ほど向いていると言えるでしょう。
人とコミュニケーションを取ることが好き
クライアントの体や心の緊張をほぐしリラックスさせるためにも、積極的なコミュニケーションをとることは重要です。
1人1人の体の動きや状態を確認しながら、的確な指導やアドバイスをする必要があるため、人と関わることが好きな方はインストラクターに向いています。
明るさや親しみやすさは強い強みになるため、クライアントからの人気や評判のよさを獲得することもできるでしょう。
資格取得はピラティスインストラクターへの最短ルート!
インストラクターとして働くために資格は必須ではありません。
しかし資格を取得することで即戦力として携われるほか、正しい知識や技術が身についていることの証明にもなるため、就職の際に有利になるでしょう。
資格取得のメリットを2つご紹介します。
即戦力になれる
前述のとおり、資格を持っていることで正確な知識や技術を持っていることの証明となり、即戦力として活躍することができます。
できるだけ早くインストラクターとして活躍したいと考える方にとって、早めの資格取得は大きなメリットになるでしょう。
質の高い知識や技術を身につけられる
取得のための学習や実際に資格を取得することで、
- 呼吸法
- 解剖学
- 筋肉の名前や関節の働き
など、ピラティスや体に関する深い知識や技術が習得できます。
インストラクターの資格取得自体は独学でも可能ですが、手技の実技など独学で学ぶことが難しい内容も多いため、あまり推奨されていません。
正しい体の動かし方や指導方法を学ぶためにも、養成スクールでの学習をおすすめします。
ピラティスインストラクターは魅力がたくさん!
ピラティスのインストラクターは「体を動かすことが好き」「対人でのコミュニケーションが得意」などの特徴を持つ方に向いている職業です。
年齢に関係なくスタートでき、さまざまな年齢のお客様に合ったレッスンを提供することで、自分の価値をさらに高めることができます。
とくに、未経験からピラティス講師を目指すのであれば資格取得がおすすめです。
養成スクールに通いピラティスについて学ぶことで、より質の高い知識や技術を身につけられるでしょう。