ピラティスは、身体を引き締め、柔軟性を高め、姿勢を整える“低衝撃トレーニング”として人気があります。
特にリフォーマーピラティスは、マシンを使うことで動きの幅が広がり、初心者〜中級者まで段階的に成長できるのが特徴です。
- 初心者クラス:動きをゆっくり学びたい方、マシン操作に不慣れな方に最適
- 中級クラス:基本を習得し、よりテンポよく強度を上げたい方向け
まずは両者の違いを明確にしていきましょう。

ピラティスとは何か
ピラティスは“筋力・柔軟性・アライメント(身体の整列)”を同時に鍛える運動メソッドで、特に以下の部位へのアプローチが得意です。
- コア(腹横筋・多裂筋)
- 骨盤周囲
- 背骨(胸椎・腰椎)
- 股関節まわり
クラスは大きく マットピラティス と リフォーマーピラティス に分かれます。
● マットピラティス
マット上で行う基礎トレーニング。
● リフォーマーピラティス
マシンを使い、より大きな可動域で正確に動かせることが特徴。
初心者でもマシンのサポートにより、マットよりやりやすい場合もあります。
レベルは「運動経験」ではなく“ピラティス経験”で決まる
レベル分けは、
筋トレ経験・運動習慣の有無ではなく、「ピラティスの動きとマシン操作の理解度」 で判断されます。
つまり、筋力があってもマシンが初めてなら初心者クラスからが正解です。
初心者クラス(Beginner):知っておくべきこと
初心者クラスは 誰でも安全に受けられる設計 になっています。
▼ 初心者クラスで習得する内容
- 各マシン(リフォーマー・チェア・バレルなど)の使い方
- スプリングの仕組みと調整方法
- 代表的なエクササイズの正しいフォーム
- 動きから動きへの“遷移(トランジション)”
- 自分の身体のクセと修正ポイント
インストラクターが一人ひとりのアライメントを細かくチェックしてくれるため、
基礎固めには最適なクラスです。
中級クラス(Intermediate):知っておくべきこと
中級クラスは、以下の基礎を理解した方が対象です。
- マシン操作がスムーズ
- スプリング調整が自分でできる
- 動きの名称と手順が理解できている
- 正しいアライメントを維持しながら動ける
中級クラスでは、
テンポが速くなり、運動強度も高まります。
インストラクターの指示も“要点のみ”になるため、
自分でマシンを調整し、次の動きへ切り替えていくスピードが求められます。
ビギナーと中級の違いをまとめると
| 項目 | 初心者(beginner) | 中級(intermediate) |
| マシン知識 | 使い方からスタート | 操作・調整ができる |
| エクササイズ経験 | 基礎フォーム習得中 | 動きの理解が深い |
| クラスのペース | ゆっくり | テンポが速く強度もUP |
| インストラクターのフォロー | 1つずつ細かく説明 | 必要なポイントのみ |
■中級へ上がるタイミングは?
以下に当てはまれば、次のステップに進む準備が整っています。
- フットワークに必要なスプリング数がわかる
- レッグサークルやフロッグで必要なストラップ準備ができる
- ショートボックスシリーズが何か理解している
- “リフォーマーでのランニング”の意味を知っている
迷った時は、担当インストラクターに相談するのがおすすめです。
■初心者クラスでもしっかり身体は変わる
「初心者クラスだから物足りない」
これは完全な誤解です。
初心者クラスでも、
全身をまんべんなく使い、深層筋(インナー)を確実に鍛えることができる ため、
姿勢改善・肩こり腰痛の緩和・ボディメイクに十分効果があります。
基礎の習得が一番大切で、
ここができていないまま中級に行くと怪我につながることもあります。
ピラティスにおける“初心者(Beginner)”と“中級(Intermediate)”の違いは、運動歴や筋力ではなく、ピラティス特有の技術理解とマシン操作スキルに基づいています。
初心者クラスは、リフォーマー・チェア・バレルといった機器の扱い方を丁寧に学び、正しいアライメント・呼吸法・動きの基礎を体に落とし込むステージです。この基礎ができて初めて、効率よく身体が変わる準備が整います。
一方、中級クラスでは、動作の流れ・スプリング調整・姿勢の保持などを自立して行い、テンポも強度も上がります。ここでは「正しく動ける身体」を軸に、動作の質をさらに高めていく段階に移行します。
レベルアップの判断基準は、
・マシン操作が理解できているか
・スプリング調整が自分でできるか
・動きの名称・流れがイメージできるか
といった“技術的指標”です。
初心者クラスは決して「簡単・物足りない」といったものではなく、むしろ最も身体の変化が出やすい重要なフェーズ。基礎の完成度が、その後の変化スピードを大きく左右します。
中級クラスは、基礎が固まった人にとって、より深い身体操作や高度なコントロール力を鍛える絶好のステージになります。
最も大切なのは、焦らず自分のペースに合ったステップを選ぶこと。
身体の使い方を丁寧に積み上げるほど、結果は確実に現れます。


