リボーンピラティスWebマガジン

ピラティスをしているのに身体が変わらない理由

「3ヶ月通っているのに、何も変わらない気がする」
「週2回レッスンを受けているのに、体重も見た目も変わらない」

ピラティスインストラクターとして現場に立っていると、こうした声を耳にすることがあります。真面目に通い、一生懸命取り組んでいるのに、変化を実感できない。その焦りと不安は、よく理解できます。

でも、もしかするとあなたは「変化」を間違った場所に探しているのかもしれません。

目次

身体が変わらない本当の理由

ピラティスを続けているのに変化を感じられない場合、そこには明確な理由があります。

理由1:「変化」を体重計の数字だけで測っている

多くの人が、ピラティスの効果を体重や見た目の変化だけで判断しています。しかし、ピラティスの本質はそこにはありません。

研究によれば、ピラティスの主な効果は体幹安定性の向上、姿勢改善、柔軟性の向上、固有受容感覚(身体の位置や動きを感じる能力)の改善に現れることが示されています(Byrnes K, et al., 2018; Phrompaet S, et al., 2011)。

つまり、体重計には現れない「機能的な変化」が先に起きているのです。

階段を登るのが楽になった。腰の違和感が消えた。呼吸が深くなった。肩こりが軽減した。これらはすべて、ピラティスによる確かな変化です。でもそれは、鏡や体重計では測れません。

理由2:正しい動きができていない

ピラティスは正確性も重視するメソッドです。形だけ真似ても、本来使うべき筋肉が働いていなければ、効果は半減します。

例えば、ハンドレッドで首に力が入り、呼吸が止まっていたら、それは腹筋を鍛えているのではなく、首の筋肉を緊張させているだけです。ロールアップで勢いを使って起き上がっていたら、腹筋ではなく股関節屈筋を使っているかもしれません。

研究では、ピラティスの効果を得るためには、正しい呼吸法とコアの活性化が不可欠であることが報告されています(Barbosa AW, et al., 2015)。

つまり、「やっている」ことと「正しくできている」ことは、まったく別なのです。

理由3:頻度と継続期間が足りない

「週1回、1ヶ月通った」では、身体は変わりません。ピラティスの創設者ジョセフ・ピラティスは、こう言いました。

「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体が完全に生まれ変わる」

研究でも、ピラティスの効果が現れるまでには最低でも8〜12週間の継続が必要であることが示されています(Caldwell K, et al., 2013)。

つまり、少なくとも週1〜2回のペースで3ヶ月は続ける必要があるのです。それ以前に「効果がない」と判断するのは、種を植えて1週間で「芽が出ない」と諦めるようなものです。

理由4:日常生活の姿勢が変わっていない、レッスンに集中していない

週2回、合計2時間のピラティスをしても、残りの166時間を悪い姿勢で過ごしていたら、身体は変わりません。

デスクワークで背中を丸め、スマートフォンを見るときに首を前に突き出し、片足重心で立つ。これらの習慣が、ピラティスで得た効果を打ち消してしまうのです。

研究では、ピラティスの効果を日常生活で維持するためには、レッスン外での身体の使い方への気づき(body awareness)が重要であることが示されています(Mehling WE, et al., 2012)。

つまり、ピラティスはレッスン中だけのものではなく、日常の姿勢や動作にも応用してこそ、真の変化が生まれるのです。さらにレッスン中に指導のアドバイスを素直に受け入れ、ご自身の身体に向き合い対話し、動くことです。

理由5:インストラクターが身体を見ていない

残念ながら、すべてのインストラクターが適切な指導をしているわけではありません。

決まった流れを決まった順番で進めるだけ。全員に同じキューイングを使うだけ。クライアント一人ひとりの身体の状態を観察し、その人に合わせた修正を提供していなければ、効果は限定的です。

研究では、インストラクターの質とフィードバックの適切さが、ピラティスの効果に大きく影響することが報告されています(Ntoumanis N, et al., 2014)。

つまり、「どこで」「誰に」習うかも、変化が起きるかどうかの重要な要素なのです。

身体が変わるために、今日からできること

では、どうすれば本当に身体を変えられるのでしょうか。

1. 「感覚」に意識を向ける

体重計に乗る前に、自分の身体に問いかけてください。

  • 呼吸は深くなっているか
  • 肩の力は抜けているか
  • 背骨の動きを感じられるか
  • 足裏で床を感じられるか

これらの感覚の変化こそが、ピラティスの本当の効果です。数値ではなく、身体の内側の声に耳を傾けましょう。

2. 正しい動きを学び直す

「できている」と思い込まずに、基礎に立ち返ることが大切です。鏡で自分の動きを確認する。インストラクターに積極的に質問する。動画を撮って自分のフォームをチェックする。

正確性を高めることで、効果は飛躍的に向上します。

3. 最低3ヶ月は継続する

週1〜2回のペースで、最低3ヶ月は続けてください。身体が変化するには、それだけの時間が必要です。

研究でも、12週間以上の継続により、姿勢改善、体幹筋力向上、柔軟性の向上が有意に認められています(Cruz-Ferreira A, et al., 2011)。

焦らず、信じて続けることが、変化への唯一の道です。

4. 日常の姿勢を見直す

レッスンで学んだことを、日常に応用しましょう。

  • デスクワークの合間に背骨を動かす
  • 立つときは両足均等に体重を乗せる
  • スマートフォンを見るときは目線の高さに持ち上げる

この小さな積み重ねが、身体を根本から変えていきます。

5. 適切な指導者を選ぶ

インストラクターの質は、あなたの変化に直結します。

あなたの身体を丁寧に観察し、一人ひとりに合わせた指導をしてくれるインストラクター。解剖学や運動学に基づいた説明ができるインストラクター。

そうした指導者のもとで学ぶことで、変化のスピードは格段に上がります。

インストラクターの質が、すべてを決める

ここまで読んで気づいたかもしれません。「身体が変わらない理由」の多くは、実はインストラクター側の課題でもあるのです。

クライアントの身体を深く観察できているか。一人ひとりに合わせた修正を提供できているか。正しい動きと代償動作を見分けられるか。

これらのスキルを持つインストラクターに出会えるかどうかが、クライアントの身体が変わるかどうかを左右します。

そして、そうしたインストラクターを育成することが、REBORN PILATESの使命です。

REBORN PILATESが目指すもの

私たちは、「資格を持っているだけのインストラクター」ではなく、「現場で本当に結果を出せるインストラクター」を育成しています。

種目の数ではなく、観察力。形の完璧さではなく、身体の原理原則への理解。マニュアル通りの指導ではなく、一人ひとりに合わせた対応力。

それらを、解剖学・運動学・神経科学に基づいて体系的に学びます。

だからこそ、REBORN PILATESで学んだインストラクターは、クライアントの身体を確実に変えることができるのです。


🌷第5期生募集について🌷

少人数制のため、定員に達し次第締切となります。早期受付も開始していますので、検討されている方は、日程確保の意味でも早めのご相談をおすすめします。

資格を取ったあとに感じた違和感。
現場に立って初めて見えた課題。

それは間違いではなく、むしろ、次の学びに進むための自然な段階です。

「クライアントの身体を、本当に変えられるインストラクターになりたい」

そう思ったなら、それが学び直すタイミングです。

皆さんのさらなるご活躍を応援しています。

REBORN PILATES 養成コース詳細・お申し込み


参考文献

  • Byrnes K, et al. (2018). “Effect of Pilates exercise on postural alignment and core strength”
  • Phrompaet S, et al. (2011). “Effects of Pilates training on proprioception and balance”
  • Barbosa AW, et al. (2015). “The Pilates breathing technique and core stability”
  • Caldwell K, et al. (2013). “Effect of Pilates exercise frequency on health outcomes”
  • Mehling WE, et al. (2012). “Body awareness and chronic pain: relationship and implications”
  • Cruz-Ferreira A, et al. (2011). “Long-term effects of Pilates on health-related outcomes”
  • Ntoumanis N, et al. (2014). “Role of instructor feedback in exercise adherence”

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この記事を書いた人

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