リボーンピラティスWebマガジン

ピラティスに効果的な時間は朝って本当?その理由や継続するコツをご紹介!

ピラティスには代謝を高めたり、姿勢の改善や歪みを整える効果が期待できます。

とくに朝に取り入れることで、より多くのメリットが得られるということをご存知でしょうか。

朝の時間帯にピラティスを取り入れることで心身ともにリフレッシュし、より良い1日をスタートすることが可能です。

本記事では、ピラティスを朝に取り入れるメリットや効果をさらに高めるコツなどを紹介します。

朝のピラティスを習慣にして、理想の体型を手に入れましょう。

目次

ピラティス効果が最も高い時間帯は「朝」

ピラティスは交感神経を優位にし、体をしっかりと目覚めさせられるエクササイズです。

このため、朝にピラティスを取り入れるのはとても効果的だと考えられています。

朝ピラティスを行うメリットは以下のとおりです。

  • 交感神経への切り替えがスムーズにできる
  • 1日中代謝が活発な状態になる
  • 睡眠の質が高まる

それぞれ詳しく解説します。

交感神経への切り替えがスムーズにできる

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経から成り立っており、心臓の動きや呼吸、消化などを調整する重要な役割を果たしています。

  • 交感神経:仕事や運動など活動している時に機能
  • 副交感神経:睡眠や食事、休息などリラックスしている時に機能

一般的に交感神経は昼間に活発に働き、副交感神経は夜に機能します。

しかし、現代の生活スタイルではこのリズムが逆転したり乱れたりすることが多く、このような状態が続くと、体調を崩したり免疫力が低下する恐れがあるのです。

朝にピラティスを取り入れることで交感神経を活性化し、1日のバランスを整えることができます。

1日中代謝が活発な状態になる

朝のピラティスは体に軽い刺激を与え、さまざまな機能を活性化させます。

無理なく筋肉を使うピラティスは、筋肉内の細胞を活性化するのに効果的。

これにより、脂肪細胞をエネルギーに変換する代謝機能が向上します。

睡眠の質が高まる

ピラティスは睡眠の質を向上させる効果もあります。

睡眠を助けるホルモン「メラトニン」は「セロトニン」から生成されます。

セロトニンは腸内に多く存在しているため、腸を刺激することでその分泌が促進されるのです。

ピラティスの胸式呼吸は、横隔膜の弛緩と収縮を繰り返す呼吸法。

この呼吸法を実践することで横隔膜の動きが腹横筋や骨盤底筋と連動し、内臓を刺激して活性化してホルモンの分泌をサポートする効果があります。

夜のピラティスは効果がない?

ピラティスを朝に行うことで得られるメリットは多いですが、夜に行っても効果は得られます。

夜のピラティスは、1日の疲れを翌日に持ち越したくない方に最適です。

夜は自分自身と向き合い、疲れを癒すのに最適な時間。

ピラティスを行うことで筋肉がほぐれ、心身ともにリフレッシュされます。

これにより、日中の疲れをリセットするだけでなく睡眠の質を高める効果も期待できるのです。

ただし、寝る直前に激しい運動を行うと体温や心拍数が上がるため注意が必要。

呼吸に集中したり背中を柔らかく使うようなエクササイズを行うことで、交感神経を刺激せずにリラックス効果が得られるでしょう。

朝ピラティスの効果をさらに高める4つのコツ

朝のピラティスには体に素晴らしい変化をもたらすメリットがたくさんあります。

さらに少しの工夫で、その効果を最大限に引き出すことができるのです。

ここからは、朝のピラティスをより効果的にするための4つのコツを紹介します。

1.集中できる朝早い時間に行う

ピラティスを効果的に行うためには、集中することがとても重要です。

そのため、とくに早朝の静かで集中しやすい時間帯が最も適しています。

日中はさまざまな音や人の動きがあるため注意が散漫になりやすいですが、早朝はそのような妨げが少ないため、自分の呼吸や動きに意識を集中させることが可能です。

また、早朝のピラティスはマインドフルネスを向上させる助けにもなります。

リラックスしながら身体に意識を向けることで日常のストレスを軽減し、心の安定を保つことができるのです。

2.エクササイズ前に水分補給する

朝のピラティス前には、まずはコップ一杯の水や白湯を飲むことが大切です。

起床後すぐに水分を補給することは、体を目覚めさせるために効果的。

朝起きたばかりの時は内臓の動きがまだ鈍く、とくに消化器官は完全には機能していないため、急激な動きや激しい運動は体に負担をかけてしまいます。

また、水分を補給することで体内の老廃物を排出し、血行を良くする効果も期待できます。

とくに朝は睡眠中に失われた水分を補うことが大切で、しっかりと水分を摂ることで体のコンディションを整えられます。

マインドフルネスは、瞑想(めいそう)を利用し、今この瞬間起こっていることに注意を向けてネガティブ感情から心を離し、さまよっていた心を意識的に「今ここ」に戻して落ち着けるなどの効果があります。近年では科学的な実証が進み、うつ病や不安障害などの治療として医療分野での活用はもちろん、集中力を高めるとして世界的なIT企業でも採用されています。

引用:大正製薬製品情報サイト「マインドフルネス」とは?気軽に取り入れるやり方を伝授!疲れにくいメンタルへ」

3.空腹や満腹のときは避ける

ピラティスを行う際には、空腹や満腹の状態を避けることが大切です。

空腹時に運動すると、体はエネルギー不足を補うために筋肉を分解してしまうことがあります。

食事の時間をあまり確保できない場合には、消化の良いバナナやプロテインなどの軽食を取り入れると良いでしょう。

また、満腹状態での運動も避けるべきです。

食後すぐに運動すると以下のような症状を引き起こす可能性があります。

  • 内臓への血流が減少し、消化不良や腹痛の原因となる
  • 特定の体勢によって腹部に圧迫感や不快感を感じる

これらの症状を防ぐためにもピラティスを始める1時間前には食事を済ませることを意識しましょう。

また、食後しばらくしてから運動することで摂取した栄養をエネルギーとして利用できるため、体脂肪の無駄な蓄積を防げるでしょう。

4.体に負担のかからないポーズから始める

朝のピラティスは、体にかかる負担をできるだけ軽くすることが大切です。

とくに寝ている間は体が硬くなっているため、起きたばかりの時は軽めのエクササイズから始めるのが理想的。

  • 呼吸を整えることから始める
  • 寝起きでもすぐに実践できるポーズからスタートする
  • 仰向けの姿勢→四つ這いの姿勢→座った姿勢→立った姿勢
  • 軽い強度で始める

これらのポイントを意識しながら体を少しずつ動かしていくことで、ケガを防ぎながら柔軟性を向上させられます。

また、筋肉痛を感じた場合は無理に連続して行う必要はありません。

とくに初心者が急に難しいポーズに挑戦すると、ケガや疲労の原因につながりやすいため注意しましょう。

朝ピラティスを無理なく継続するポイント

朝のピラティスで効果を得るためには、継続することがなによりも重要です。

継続して習慣化するためのポイントを3つ紹介します。

1.ピラティスの用意を前日にしておく

朝のピラティスをスムーズに始めるためには、必要なウェアやマットを前日に準備しておくことが大切です。

朝に慌ただしく準備を始めると、続けることが難しく感じることもあるため、とくに時間がないと感じている方にはこの方法をおすすめします。

2.目標を設定する

明確な目標を設定し、モチベーションを高めるためのご褒美を用意することも、朝のピラティスを続ける秘訣です。

ピラティスは続けることでその効果が実感できるエクササイズですので、とくに初心者の方は継続するための工夫をすると良いでしょう。

3.隙間時間を利用して続ける

 毎朝ピラティスをするのが難しい場合でも、1日の中で少しの時間を見つけて行うことで、続けやすくなります。

毎日やらなければならないというプレッシャーは、逆にストレスになることもありますので、朝できなかった場合は夜に切り替えて行うのが良いでしょう。

もし1日できない日があっても、翌日から再び取り組めば問題ありません。

毎日続けられなかったとしてもその効果が失われることはありませんので、継続する意欲を持って取り組むことが大切です。

朝にピラティスを取り入れて効率よく体を整えよう

朝にピラティスを行うことで、自律神経が整い集中力が高まるため、気持ちよく1日をスタートさせることができます。

また、血流が良くなることで代謝が向上するため、痩せやすい体作りにも効果的です。

ピラティスを始める前には十分な水分補給を心がけ、空腹や満腹の状態でのエクササイズは避けるようにしましょう。

また、体に負担をかけない動きから始めることも重要です。

これらのポイントを意識することで、ピラティスの効果をしっかりと得ることができます。

本記事を参考に、まずは朝の5分からピラティスを取り入れて、体を効率よく整える習慣を作りましょう。

ピラティスインストラクターを目指すならリボーンピラティス!

リボーンピラティスは、韓国最上位のピラティス教育機関です。この度、リボーンピラティスが満を持して日本に上陸しました。

世界最高水準のカリキュラムで、4,000人以上のピラティスのプロフェッショナル講師を育成した実績を誇ります。


第一線で活躍する講師陣が、あなたを一流のインストラクターへと導きます!

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

ピラティスインストラクターになりたい人を応援するリボーンピラティスWebマガジン編集部です!
インストラクターになるための情報をプロが厳選してお届けします♪

目次