リボーンピラティスWebマガジン

💫オーバートレーニングの代償

「頑張っているのに変わらない」と感じているあなたへ

トレーニング量を増やしている。
食事量を減らしている。
負荷を上げて頑張っている。

それなのに
前よりも疲れやすく、むくみやすく、結果が出ない。

そんな状態に心当たりはありませんか?

あなたが悪いわけではありません。
努力が足りないわけでも、やり方が間違っているわけでもない。

体は今、「オーバートレーニング」と「栄養・回復不足」という
隠れた悪循環の中にあるだけです。

目次

⚠️ 今、あなたの身体が発しているサイン⚠️

  • しっかり寝ても疲れが抜けない
  • 甘いもの・カフェインを無性に欲する
  • 食事を整えてもむくみやすい
  • トレーニングしても体型や筋力に変化がない
  • イライラ・不安・気分の波が激しい
  • 胃腸の不調が続く
  • 生理周期が乱れる、または止まる
  • 常に筋肉痛が残る

これらは単なる「不調」ではなく、
身体が“もう限界”と訴えているSOSサインです。

オーバートレーニングの科学

― コルチゾール、代謝低下、ホルモンバランスの崩壊 ―

① コルチゾール(ストレスホルモン)の暴走

運動中に一時的に分泌されるコルチゾールは、
短期的には集中力を高め、脂肪を燃焼させる働きがあります。

しかし、過剰な運動と休息不足が続くと、
コルチゾールが慢性的に高まり、逆効果に。

  • お腹まわりの脂肪蓄積(Hackney, 2006)
  • 筋肉の分解促進
  • 血糖コントロールの低下
  • 免疫機能の抑制

脳と体が「生存モード」に入り、
“脂肪を溜め込み、代謝を落とす”指令を出してしまうのです。


② 代謝がストップする

過剰な運動に対して、摂取エネルギーが足りないと、
体は生命維持を優先して代謝を落とします。

  • 甲状腺ホルモンの低下(Koehler et al., 2016)
  • 基礎代謝量の減少
  • 無意識の活動量(NEAT)の低下

結果、「動いているのに燃えない」身体になります。


③ ホルモンバランスの崩壊(RED-S)

RED-S(Relative Energy Deficiency in Sport)とは、
慢性的な回復不足・エネルギー不足で起きる症候群。

  • 月経異常(視床下部性無月経)
  • 骨密度の低下と骨折リスク上昇
  • 情緒不安定(セロトニン・ドーパミン低下)
  • 筋肉回復・成長の遅延(成長ホルモン・テストステロン低下)

体は“不要な機能をシャットダウン”し、
エネルギーを節約するモードに切り替わります。


④ 回復できない身体

運動後に必要な「修復・補充・神経回復」が追いつかず、
常に分解状態のまま。

  • 筋肉痛が取れない
  • 成果が出ない
  • ケガをしやすくなる
  • 慢性疲労に陥る

つまり、「頑張っているのに結果が出ない」状態は、
まさに科学的に説明がつく現象です。

💡 本当に必要なのは「もっと」ではなく「整える」

必要なのは、
✔ トレーニング量を増やすことでも
✔ カロリーを削ることでもありません。

必要なのは

  • 週3〜5回の構造的な筋力トレーニング(Reformer Pilatesなど)
  • 計画的な休息日と栄養補給
  • パフォーマンスを支える十分なエネルギー摂取
  • 身体の回復と適応を尊重したプログラム設計

🪶 Reborn Pilatesが大切にしていること

私たちは「頑張る」ではなく「整える」を重視します。

  • 科学的根拠に基づいた段階的トレーニング
  • リフォーマーによる安全かつ深層的な筋力強化
  • リカバリーを前提にした週構成
  • 解剖学・運動生理学の専門知識を取り入れた指導

Reborn Pilatesが目指すのは、
“疲労を美徳にするトレーニング”ではなく、
「回復しながら強くなる身体」をつくること。


最後に

もし今、

  • どれだけ頑張っても変わらない
  • ずっと疲れていて気力がわかない
  • もう何を信じていいのかわからない

そう感じているなら、
それは「やりすぎ」ではなく「足りていない回復」が原因かもしれません。

身体を追い込むのではなく、整える方向に変える時期です。

今こそ、もっと賢く、自分にやさしいトレーニングを選びましょう。

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この記事を書いた人

ピラティスインストラクターになりたい人を応援するリボーンピラティスWebマガジン編集部です!
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